03Financial Assets

金融資産運用

商品・指数・利回りは、何を表す数字かを先に決める。

3級の金融資産運用は、金融政策、国債、ETF、株価指標、NISA、利回り計算がよく出ます。計算問題も、式を覚えるより『分子に何を置くか』を確認すると安定します。

金融は、数字の意味を先に見る

  1. タヌキ: 利回りも配当性向も、式が似てる…

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  2. ラッコ: どの数字を、何で割るかだけ決めよう

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  3. タヌキ: NISAは旧制度の年数が混ざる…

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  4. ラッコ: 新制度は無期限。古い数字を持ち込まないのがコツ

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Rough Map

まずは、出題の地図をつかむ。

ここでは細かい数字を詰め込みません。全体の見取り図を先につくり、数字や根拠はこのあとの演習で確認します。

市場と商品

金融商品の特徴は、費用・購入単位・指数の対象で整理します。

ETFにも信託報酬、個人向け国債には最低金利

  • 公開市場操作

    買い・売り

    売りオペは資金吸収、買いオペは資金供給。

  • ETF

    上場投資信託

    上場していても投資信託なので、信託報酬がある。

  • 個人向け国債

    少額購入

    購入単位と下限金利は基本数字として出やすい。

  • 日経平均

    225銘柄

    プライム市場の全銘柄ではなく、代表的な225銘柄。

計算の入口

式を丸暗記するより、何の割合を求めるのかを言葉で確認します。

配当性向は配当÷利益、配当利回りは配当÷株価

  • 債券利回り

    利息±償還差損益

    額面より高く買うと、償還差損を利息から引く。

  • 配当性向

    会社の利益配分

    1株配当金を1株当たり純利益で割る。

  • 分散投資

    リスク低減

    期待収益率は加重平均、リスクは加重平均以下になり得る。

  • NISA

    非課税保有期間

    新しいNISAは非課税保有期間が無期限。

経済・相場・債券

金融資産運用の前半は、経済指標と市場の基本的な動きを問う問題が続きます。

金利、為替、債券価格、信用リスクの向きを押さえる

  • GDP

    国内の付加価値

    国内で一定期間に生み出されたモノ・サービスの付加価値合計。

  • 公開市場操作

    売りオペ・買いオペ

    売りオペは資金吸収、買いオペは資金供給。

  • 為替と金利差

    米ドル高・円安

    米国金利上昇で日米金利差が広がると、一般に米ドル高要因。

  • 債券価格

    市場金利と逆方向

    市場金利が上がると、既発債価格は下がりやすい。

  • 信用リスク

    格付と利回り

    格付が低いほど、投資家は高い利回りを求める。

  • 最終利回り

    利息±償還差損益

    額面より高く買うと、償還時の差損を利息から差し引く。

投資信託・株式・ルール

商品性だけでなく、売買・費用・投資者保護のルールも問われます。

費用、分配金、注文、受渡、保護ルールを並べて見る

  • 投資信託の費用

    信託報酬

    購入時に1カ月分を払うのではなく、保有中に信託財産から差し引かれる。

  • 公社債投資信託

    株式を組み入れない

    株式投資信託との区別がそのまま出る。

  • 普通分配金

    個別元本との比較

    分配後基準価額が個別元本を下回る部分は元本払戻金。

  • 株式注文・受渡

    成行優先・約定と決済

    成行注文は指値注文より成立しやすい。受渡日は約定日とは別に見る。

  • 適合性の原則

    顧客保護

    知識、経験、財産状況、投資目的に照らして不適当な勧誘をしない。

  • 消費者契約・犯罪収益移転防止

    取消し・記録保存

    不実告知の取消し、取引記録7年保存などのルールも出る。

指標・NISA・預金保護

計算問題は、分母と分子を言葉にしてから選びます。

株価指標、分散投資、NISA枠、預金保護を押さえる

  • PBR・ROE

    純資産が軸

    PBRは株価÷1株純資産。ROEは利益÷自己資本。

  • 配当性向・配当利回り

    利益か株価か

    配当性向は配当÷利益、配当利回りは配当÷株価。

  • 期待収益率

    加重平均

    組入比率を重みとして各資産の期待収益率を合計する。

  • 相関係数

    -1で最大効果

    分散投資のリスク低減効果は、値動きが逆方向ほど大きい。

  • NISA

    年間枠・総枠・無期限

    成長投資枠、つみたて投資枠、非課税保有限度額を分ける。

  • 預金保険制度

    一般預金と決済用預金

    一般預金等は元本1,000万円まで。決済用預金は全額保護。

過去問で実際に出た論点チェック

取り込んだ2026年5月・2025年5月・2024年5月公表分の出題名を、学習順に束ね直したものです。

カードで流れをつかみ、ここで漏れを確認する

  • 経済・金融政策

    市場の前提

    GDP、公開市場操作、為替と金利差。景気指標、資金供給、金利差による通貨の動きを確認。

  • 債券

    価格・利回り・信用

    個人向け国債、債券の最終利回り、債券価格、債券の信用リスク。金利と価格は逆方向。

  • 投資信託・ETF

    商品性と費用

    ETF、公社債投資信託、投資信託の費用、普通分配金と元本払戻金、投資信託の運用手法。

  • 株式市場・売買

    指数と注文

    株価指数、株式注文、株式の受渡日。指数の対象、成行・指値、約定日と受渡日を分ける。

  • 株式指標

    利益・純資産・配当

    配当性向・配当利回り、ROE、PBR。分母が利益か株価か純資産かを言葉にする。

  • ポートフォリオ

    分散と期待値

    ポートフォリオ、相関係数、期待収益率。加重平均とリスク低減効果を確認。

  • 制度・投資者保護

    NISAと法令

    NISA、NISAの非課税保有限度額、NISA成長投資枠、預金保険制度、適合性の原則、消費者契約法、犯罪収益移転防止法。

各論点の細かい数字と根拠は、演習画面の解説で確認します。

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30問の3級学科問題を、解説つきで演習します。○×問題と三答択一式を混ぜて、新しい回と苦手問題を少し前に出しながら出題します。

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出典:日本FP協会 3級ファイナンシャル・プランニング技能検定 学科試験(を加工して作成)。試験問題の著作権は日本FP協会に帰属します。