金融資産運用
商品・指数・利回りは、何を表す数字かを先に決める。
3級の金融資産運用は、金融政策、国債、ETF、株価指標、NISA、利回り計算がよく出ます。計算問題も、式を覚えるより『分子に何を置くか』を確認すると安定します。
金融は、数字の意味を先に見る
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タヌキ: 利回りも配当性向も、式が似てる…
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ラッコ: どの数字を、何で割るかだけ決めよう
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タヌキ: NISAは旧制度の年数が混ざる…
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ラッコ: 新制度は無期限。古い数字を持ち込まないのがコツ
Rough Map
まずは、出題の地図をつかむ。
ここでは細かい数字を詰め込みません。全体の見取り図を先につくり、数字や根拠はこのあとの演習で確認します。
市場と商品
金融商品の特徴は、費用・購入単位・指数の対象で整理します。
ETFにも信託報酬、個人向け国債には最低金利
公開市場操作
買い・売り
売りオペは資金吸収、買いオペは資金供給。
ETF
上場投資信託
上場していても投資信託なので、信託報酬がある。
個人向け国債
少額購入
購入単位と下限金利は基本数字として出やすい。
日経平均
225銘柄
プライム市場の全銘柄ではなく、代表的な225銘柄。
計算の入口
式を丸暗記するより、何の割合を求めるのかを言葉で確認します。
配当性向は配当÷利益、配当利回りは配当÷株価
債券利回り
利息±償還差損益
額面より高く買うと、償還差損を利息から引く。
配当性向
会社の利益配分
1株配当金を1株当たり純利益で割る。
分散投資
リスク低減
期待収益率は加重平均、リスクは加重平均以下になり得る。
NISA
非課税保有期間
新しいNISAは非課税保有期間が無期限。
経済・相場・債券
金融資産運用の前半は、経済指標と市場の基本的な動きを問う問題が続きます。
金利、為替、債券価格、信用リスクの向きを押さえる
GDP
国内の付加価値
国内で一定期間に生み出されたモノ・サービスの付加価値合計。
公開市場操作
売りオペ・買いオペ
売りオペは資金吸収、買いオペは資金供給。
為替と金利差
米ドル高・円安
米国金利上昇で日米金利差が広がると、一般に米ドル高要因。
債券価格
市場金利と逆方向
市場金利が上がると、既発債価格は下がりやすい。
信用リスク
格付と利回り
格付が低いほど、投資家は高い利回りを求める。
最終利回り
利息±償還差損益
額面より高く買うと、償還時の差損を利息から差し引く。
投資信託・株式・ルール
商品性だけでなく、売買・費用・投資者保護のルールも問われます。
費用、分配金、注文、受渡、保護ルールを並べて見る
投資信託の費用
信託報酬
購入時に1カ月分を払うのではなく、保有中に信託財産から差し引かれる。
公社債投資信託
株式を組み入れない
株式投資信託との区別がそのまま出る。
普通分配金
個別元本との比較
分配後基準価額が個別元本を下回る部分は元本払戻金。
株式注文・受渡
成行優先・約定と決済
成行注文は指値注文より成立しやすい。受渡日は約定日とは別に見る。
適合性の原則
顧客保護
知識、経験、財産状況、投資目的に照らして不適当な勧誘をしない。
消費者契約・犯罪収益移転防止
取消し・記録保存
不実告知の取消し、取引記録7年保存などのルールも出る。
指標・NISA・預金保護
計算問題は、分母と分子を言葉にしてから選びます。
株価指標、分散投資、NISA枠、預金保護を押さえる
PBR・ROE
純資産が軸
PBRは株価÷1株純資産。ROEは利益÷自己資本。
配当性向・配当利回り
利益か株価か
配当性向は配当÷利益、配当利回りは配当÷株価。
期待収益率
加重平均
組入比率を重みとして各資産の期待収益率を合計する。
相関係数
-1で最大効果
分散投資のリスク低減効果は、値動きが逆方向ほど大きい。
NISA
年間枠・総枠・無期限
成長投資枠、つみたて投資枠、非課税保有限度額を分ける。
預金保険制度
一般預金と決済用預金
一般預金等は元本1,000万円まで。決済用預金は全額保護。
過去問で実際に出た論点チェック
取り込んだ2026年5月・2025年5月・2024年5月公表分の出題名を、学習順に束ね直したものです。
カードで流れをつかみ、ここで漏れを確認する
経済・金融政策
市場の前提
GDP、公開市場操作、為替と金利差。景気指標、資金供給、金利差による通貨の動きを確認。
債券
価格・利回り・信用
個人向け国債、債券の最終利回り、債券価格、債券の信用リスク。金利と価格は逆方向。
投資信託・ETF
商品性と費用
ETF、公社債投資信託、投資信託の費用、普通分配金と元本払戻金、投資信託の運用手法。
株式市場・売買
指数と注文
株価指数、株式注文、株式の受渡日。指数の対象、成行・指値、約定日と受渡日を分ける。
株式指標
利益・純資産・配当
配当性向・配当利回り、ROE、PBR。分母が利益か株価か純資産かを言葉にする。
ポートフォリオ
分散と期待値
ポートフォリオ、相関係数、期待収益率。加重平均とリスク低減効果を確認。
制度・投資者保護
NISAと法令
NISA、NISAの非課税保有限度額、NISA成長投資枠、預金保険制度、適合性の原則、消費者契約法、犯罪収益移転防止法。
各論点の細かい数字と根拠は、演習画面の解説で確認します。
出典:日本FP協会 3級ファイナンシャル・プランニング技能検定 学科試験(を加工して作成)。試験問題の著作権は日本FP協会に帰属します。