06Inheritance

相続・事業承継

財産が、いつ・なぜ・誰へ移ったかを見る。

相続・事業承継は、民法と税金が同時に出ます。最初に見るのは、財産が生前に移ったのか、死亡によって移ったのか、契約なのか一方的な意思表示なのか。そこが決まると、贈与税・相続税・評価・登記の話がつながります。

相続、どこから見る?

  1. タヌキ: 贈与、相続、遺贈、死因贈与…似すぎ!

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  2. ラッコ: まず『契約か、一方的な意思か』で分けよう

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  3. タヌキ: 税金はまた別?

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  4. ラッコ: 財産が移った原因を決めると、税金も見えてくる

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Rough Map

まずは、地図をつかむ。

細かい数字は、このあとの演習で自然に覚えます。今は大きな文字のポイントと、全体の地図だけ印象に残してください。

贈与の地図

贈与は、いつ効くのか、合意があるのかを先に見ます。

生前に渡すのか、死亡で効くのか。契約かどうか

  • 民法上の贈与

    契約

    あげる人ともらう人の合意で成立する。書面や負担の有無も見る。

  • みなし贈与

    低額譲受け・債務免除

    形は売買や債務免除でも、実質的に得をしていないかを見る。

  • 贈与税の計算

    受贈者単位

    もらった人を単位に考える。課税方式ごとの違いは演習で確認。

相続分と相続税

遺産の分け方と、相続税の計算は似ていますが別ものです。

法定相続分は基準。実際の分け方は協議で決まる

  • 法定相続分

    分割の基準

    法律上の目安。相続人全員で合意すれば別の分け方もできる。

  • 代襲相続

    誰が代わるか

    本来の相続人が先に亡くなっているとき、誰が代わるかを見る。

  • 配偶者の税額軽減

    申告と分割

    配偶者への大きな優遇。使うには申告と分割状況を確認する。

財産評価と特例

相続税では、財産をいくらと見るかが大きな論点です。

誰が取得したか、何に使っていた財産かを見る

  • 取引相場のない株式

    同族株主かどうか

    誰が株式を取得したか、会社の規模はどうかで評価方式が変わる。

  • 小規模宅地等

    宅地の利用状況

    住むためか、事業用か、貸付用か。使い方で特例の可否が変わる。

承継の実務トピック

相続対策は、税金だけでなく手続きや会社法も出ます。

保険金、会社の株式、相続登記は別々に見る

  • 生命保険

    納税資金と非課税枠

    受取人固有の財産になる点と、相続放棄した場合の扱いを見る。

  • 会社法

    株主・自己株式・機関

    株主の責任、自己株式の取得、取締役会の要否を分けて見る。

  • 相続登記

    義務化

    不動産を相続したときの登記義務。過去の相続にも関係する。

地図がつかめたら、過去問で深める。

まずは過去問を1問1答(○×)にバラした「学習」で、一つひとつの記述の正誤と理由を固めます。仕上げに4択の模擬試験で力試し。どちらも登録は不要です。

出典:日本FP協会 2級ファイナンシャル・プランニング技能検定 学科試験(を加工して作成)。試験問題の著作権は日本FP協会(学科は金融財政事情研究会と共有)に帰属します。