不動産
不動産は、誰が権利を持ち、誰に主張できるかを見る。
不動産は法律名が多いですが、中心は土地と建物の権利です。『誰が所有しているか』『その権利を誰に主張できるか』『何を建てられるか』『買った・売ったときに何が課税されるか』の順に見ると、全体がつながります。
不動産、法律が多すぎる?
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タヌキ: 登記、宅建、借地借家、建築…全部別物?
- 2
ラッコ: 土地と建物の『権利の動き』でつながってるよ
- 3
タヌキ: 対抗できる、ってやつ?
- 4
ラッコ: そう。誰に主張できるかが不動産の芯
Rough Map
まずは、地図をつかむ。
細かい数字は、このあとの演習で自然に覚えます。今は大きな文字のポイントと、全体の地図だけ印象に残してください。
登記と権利
登記は、不動産のプロフィールと権利関係を読む台帳です。
物件の情報、所有権、抵当権を分けて読む
表題部
物理的な状態
土地や建物そのものの情報を見る。場所、種類、面積などの欄。
権利部甲区
所有権
誰が所有者か、所有権がどう移ったかを確認する欄。
権利部乙区
所有権以外
抵当権など、所有権以外の権利を確認する欄。
売買・宅建業法・民法
不動産取引は、売主・買主・貸主・借主のどの立場かを先に見ます。
宅建業の規制か、民法の契約ルールかを分ける
宅建業者の規制
自ら売主
宅建業者が売主になると、買主を守るための制限がかかる。
民法の売買
未成年・共有・解除
契約を取り消せるか、共有持分を売れるか、解除できるかを見る。
二重譲渡
対抗要件
同じ不動産をめぐる争いでは、登記を備えた人が強くなる。
借地・借家
土地や建物を借りる契約は、借りる側を守るルールが強めです。
借地は建物登記、借家は正当事由、定期は書面
普通借地
更新と対抗
土地を借りて建物を持つ場合、建物の登記が対抗力のカギ。
定期借地
更新なし
更新しない契約にするには、きちんと書面で定めることが大事。
普通借家・定期借家
正当事由と書面
貸主から終わらせるには理由が必要。定期借家は契約方式を見る。
建築・区分所有
建物は、どれくらい建てられるかと、誰がどこを持つかを見ます。
道路・建蔽率・容積率 / 専有部分・共用部分・敷地利用権
建築基準法
道路と面積制限
道路との関係や、建物の大きさの上限を確認する。
区分所有法
マンションの権利
自分の部屋、みんなで使う部分、土地の権利を分けて読む。
税金と有効活用
不動産のお金は、買うとき・売るとき・活用するときで分けます。
買う、売る、活用する。どの場面の話かを見る
取得時の税
不動産取得税・登録免許税
不動産を取得したことへの税と、登記することへの税を分ける。
譲渡所得
所有期間と取得費
いつから持っていたか、取得費をどう見るかで税金が変わる。
有効活用
等価交換・定借・事業受託
土地を出す人、建物のお金を出す人、建物名義の人を確認する。
地図がつかめたら、過去問で深める。
まずは過去問を1問1答(○×)にバラした「学習」で、一つひとつの記述の正誤と理由を固めます。仕上げに4択の模擬試験で力試し。どちらも登録は不要です。
出典:日本FP協会 2級ファイナンシャル・プランニング技能検定 学科試験(を加工して作成)。試験問題の著作権は日本FP協会(学科は金融財政事情研究会と共有)に帰属します。